生き様は答案に

父兄の皆さんから、どんな生徒が伸びますかと聞かれることが多いのですが答えは「素直な子」です。指摘されたことをすぐに修正すれば、成績は伸びます。
これが頑固な性格では言われたとおりに直しませんから改善しようがありません。

分野によっても性格は出ます。数列では検算がしやすくなっていますので、検算しないで不正解のまま放置するようでは、自分のやったことを「確認する」性格ではないとバレてしまいます。
ベクトルや物理では毎回同じ作業をするわけですから、「ルールを守る」性格でないと得点できません。

問題を読み落とす・読み間違う生徒は先入観で決め付けている可能性が高いです。
出題者が何をして欲しいと思っているのか「思いやり」を持って、伝えたいことを受け止めてあげてください。

試験で1点でも多く取るには、取り易い問題からもっとも効率の良い解法で取り組む必要があります。
これを何度説明しても、自分が解きたい問題から自分の解きたい(真っ先に思いついた)解法で特攻してしまう生徒が居ます。
多くの場合、普段からやりたいことを優先して生活し、やるべきことを後回しにしている傾向がみられます。

入試は勝敗がかかっているわけですから、自分らしい答案が書けたかかどうかは問題ではありません。部活に打ち込むのも結構ですが、宿題を提出した後でお願いします。

ことほどさように、試験で得点できるかどうかは学力だけでなく性格も関係しています。
答案に性格が出るので、面接試験を行わない入試が多いのですね。
性格を直すには日々の生き方から変えないといけません。

考えてみれば
・相手に「思いやり」を持って望み、周囲の意向を「確認する」
・状況に「素直に」従い、社会の「ルールを守る」
・自分がやりたいことより、自分に求められていることを優先する
これらは社会で生きていくための条件でもあります。

大学入試を機に修正しておくと、この先も生きていきやすくなると思うのです。

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